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「第45回 ビスケットまつり 2025」の当選確率をまとめました。


「第45回 ビスケットまつり 2025」の当選確率をまとめました。

全国ビスケット協会「2025 ビスケットまつり」

「2025 ビスケットまつり」の抽選会が開催され、今年もガバちゃんが現場の様子を報告してくださいましたので、当選確率やこれまでの応募数の推移などをまとめました。

キャンペーン概要と結果

「ビスケットまつり」とは、全国ビスケット協会が毎年2月28日の「ビスケットの日」をPRするためのキャンペーンで、これまでに45回も続いている大型懸賞キャンペーンです。

2025 ビスケットまつり の概要

【当選賞品】フランス・パリ旅行 6日間(28名)/ ビスケットセット 2,000円相当(2,280名)
【応募期間】2024年11月1日~2025年3月10日
【応募方法】インターネット、専用ハガキ、郵便ハガキ、X(Twitter)

「ビスケットまつり」の応募数推移

応募総数
第36回(2016) 28万7,081通
第37回(2017) 30万6,662通
第38回(2018) 32万2,584通
第39回(2019) 27万0,193通
第40回(2020) 25万9,648通
第41回(2021) 35万9,995通
第42回(2022) 35万8,538通
第43回(2023) 21万6,519通
第44回(2024) 30万6,445通
第45回(2025) 20万4,767通

公式発表によると、今回の第45回ビスケットまつりの応募総数は「20万4,767通」となり、前回の「30万6,445通」から10万1,678通(約-33%)減少しました。

応募方法別の応募数や当選確率

応募方法 応募数 前年比 当選人数 当選確率
専用ハガキ 42,336通 -44.9% 3名様 / 482名様 約1.15%
郵便ハガキ 50,058通 -48.8% 4名様 / 571名様 約1.15%
インターネット 90,048通 -5.5% 7名様 / 1,027名様 約1.15%
X(Twitter) 22,325通 -39.2% 200名様 約0.9%

※応募方法別の応募数はガバちゃんの報告から引用

ハガキ・Xの応募数が大幅減

応募総数が大きく減りましたが、応募方法別に集計すると「ハガキ・切手」を利用した応募方法が特に減少していることがわかります。これは2024年10月からハガキ・切手の値段が約30%も値上がりしたことが影響しているようです。

続いて、X(Twitter)の応募数も40%近く減少していますが、このキャンペーンを告知していた2024と2025の投稿(当時トップに固定されていたメインポスト)を見返してみると、該当ポストの表示回数が2024は「124.8万件」、2025は「64.9万件」と半減していることがわかりました。

こちらは、近年X(Twitter)のオススメ表示に関するアルゴリズムが変更されたことが大きな原因になっていると考えられます。
以前に比べると、近頃のX(Twitter)では「おすすめ」に懸賞キャンペーンが表示される回数が減ったと感じています。(外部サイトへ移動するURLを含む投稿はあまり拡散しないようになったみたいです)そのため懸賞関係のアカウントをフォローしていないようなユーザーさんには、告知ポストが届く機会が減ってしまい、Xからの応募者減少に繋がったようです。

応募方法による当選確率の違いはない(X以外)

今回大きく応募数が減ってしまったハガキ応募ですが、集計データをよく見ると、ハガキ・インターネットどちらの方法で応募しても当選確率が一定になっています。

これは、応募方法による当選確率に差が出ないようにするため、運営さんが締切後に当選人数を調整しているためです。その結果、どちらの応募方法でも当選確率は『1.15%』と同じになっています。

ビスケットまつりキャンペーンでは、私が確認できただけでも7年以上このような方法で当選確率に差が出ないように当選人数が調整されていました。そのため、当選確率アップを狙って無理にハガキ応募を優先させる必要はないので、自分が応募しやすい方法で参加すれば問題なさそうです。

賞品と当選確率の関係性

過去10年分のキャンペーンデータを集計してみると、設定されたメイン賞品によって当選確率が変化していることに気が付きました。

これまでビスケットまつりでは、メイン賞品にはほぼ「海外旅行ツアー」が設定されてきましたが、近年ではコロナ騒動などの影響から、賞品が「旅行券」へと変更されることがありました。

この旅行券が賞品となった回では、毎回応募数が10万通程度増えて当選確率が下がったことが確認できています。(海外旅行ツアーが賞品の場合は当選確率が「約0.7~1.1%」、旅行券が賞品の場合は当選確率が「約0.6~0.8%」と低くなっています)

【第37回】オーストリア&南ドイツの旅(14組28名様)
【第38回】ハワイ6日間の旅(14組28名様)
【第39回】エアーズロック&シドニーの旅(14組28名様)
【第40回】ベルギー&オランダの旅(14組28名様)
【第41回】ANA旅行券 15万円分(28名様)
【第42回】ANA旅行券 15万円分(28名様)
【第43回】台湾お菓子の旅(14組28名様)
【第44回】ANA旅行券 10万円分(28名様)
【第45回】フランス・パリ旅行(14組28名様)

日程や場所が予め決められていてスケジュールを合わせなければいけない「海外旅行ツアー」よりも、自分の好きなタイミングで好きな場所に行くことができる「旅行券」人気が集まって、応募者数が増加&当選確率が低下してしまうことは仕方がありませんね。

このように人気のある賞品は競争率が高くなりやすいので、旅行懸賞の当選確率を少しでも高めたい場合には「旅行券」よりも「ツアー系旅行」を狙って応募すると当選しやすくなります☆

ビスケットまつり2025の当選確率

今回。第45回ビスケットまつりの当選確率を計算したところ、X(Twitter)キャンペーンも含む当選確率は『約1.12%』、X(Twitter)キャンペーンを含まない当選確率は『約1.15%』という狭き門であるということが判明しました。

私は10年近くこのビスケットまつりキャンペーンに応募を続けてきましたが、懸賞生活を始めたばかり(2013年)の頃に1度当選することができています。(当時は懸賞業界のことを全く知らなくて、それが奇跡のビギナーズラック当選ということはわかっていませんでした)

それ以降も欠かさずに応募を続けていますが、もう10年以上も再当選できていません。。。

確率的に2度目の当選はかなり難しそうですが、毎回応募を続けていれば、いつかはまた当たるかもしれないので諦めずに応募を続けています。このような応募者数が圧倒的に多い人気キャンペーンはコツを駆使しても狙って当てることはできませんので、応募規約をしっかり守って毎回コツコツ応募し続けることが一番大切です☆ 継続は力なり!

それでは今回はこのあたりで。今日も素敵な懸賞ライフを♪

懸賞のコツ執筆者:ものりんず

10年以上懸賞に関わり続け、これまでに4,117回以上の当選実績がある私の経験や長期の研究から発見したコツ・テクニック・検証結果を全て公開しています。

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