懸賞当選で損しないための引っ越しマニュアル
懸賞と引っ越し
私はこれまでに様々な理由で引っ越しを5回ほど経験しました。
この記事を読んでいる方の中にも、就職、結婚、介護、気分転換など、それぞれの理由で今後引っ越しをされる方がいらっしゃると思います。
いつも新しい土地での新生活はワクワクして、とても楽しみなのですが、懸賞生活をしている方は計画的に引っ越しをしないと「懸賞の当選品が受け取れない」というトラブルが起きてしまうかもしれません∑(o゚д゚oノ)ノ
今回はそんな「懸賞と引っ越し」について、私の実体験を元に気をつける点をまとめました!
もくじ
引越し日「前」に気をつけること
懸賞は応募してから抽選があり、さらに当選賞品が送られてくるまでに時間がかかります。
そのため、旧住所で応募したまま、新住所へ引っ越してしまうと、賞品が旧住所に届いてしまい受け取ることができなくなってしまう可能性がありますので、引っ越しの予定がある程度決まってきたら、以下のことに気をつけましょう。
郵便局の転送サービスを利用
郵便局には、旧住所に届いた荷物を新住所へ転送してくれる大変便利な「転送サービス」があります。転送届を事前に提出することが必要ですので、引越し前の最適な時期にこのサービスに申し込むようにしましょう。
※詳細はページ下部にあります
賞品発送予定日を確認して計画応募
キャンペーンの応募要項などを読むと「賞品は○月末発送予定」など、賞品の発送予定日について書かれていることがあります。引っ越しの予定日が決まっていれば、この情報を参考にして、現住所で応募するのか、引越し先の住所で応募するのかを判断することができます。(ただし予定日のため、あくまで発送の目安となります)
当選通知だけ先に届いた懸賞に注意
当選賞品ではなく、当選通知のみ先に届くキャンペーンがまれにあります。(例えばこんなキャンペーン)
もし旧住所で当選通知を受け取り、今後賞品が到着するまでに引越しの予定がある場合は、早めにキャンペーン開催企業に引っ越しについて相談してみましょう。
実家の住所を活用
応募規約などで禁止されていなければ、家族の許可をとって引っ越しまでの一定期間だけ実家の住所を利用させてもらう方法もあります。当選賞品の発送予定時期を参考にしてどの住所で応募するかを選択しましょう。
当選賞品を確認して応募
地域密着型スーパーの商品券やデジタルギフトなど、使用できる店舗が限られる賞品への応募には気をつけましょう。遠方への引っ越しとなる場合は、せっかく当選した賞品でも利用できる店舗がなくなってしまうことがあります。
買い物環境の変化に注意
遠方へ引っ越しをする場合、今まで利用していたスーパーやドラッグストアがなくなってしまうこともあるので、集めていた応募券やポイントカードなどは早めに使用するようにしましょう。
アカウント情報の変更
タイミングを見て「花王」や「キリン」など懸賞応募に利用している各企業アカウントなどの住所や固定電話番号などを変更しておきましょう。当選品が届く重要な情報になりますので、数が多いと大変な作業ですが、引っ越し前後のドタバタで忘れることのないよう確実に変更するようにしましょう。
引越し日「後」に気をつけること
旧住所に気をつける
ネット懸賞・ハガキ懸賞ともに、これまで書き慣れてきた「旧住所」をついつい使ってしまわないように気をつけましょう。
旧住所のポスト確認
近距離の引っ越しで、旧住所のポストがまだチェックできる場合は引越し後に何か届いていないか念のため確認してみましょう。(旧住所の賃貸契約がまだ残っている場合に限ります)
アカウント情報の変更
引越し前に気をつけることにも書きましたが、各企業のアカウント情報を全て変更するようにしましょう。
転居・転送サービスの利用
郵便局(転居・転送サービス)
旧住所あての郵便物等を「1年間」新住所に無料で転送してくれる郵便局のサービスです。
インターネット、郵便窓口、転居届用紙のポスト投函で申し込むことができます。
転送日の指定が可能
サービス申込時にいつから転送サービスを利用するかを指定することができるため、最適な日を設定するようにしましょう。
転送開始までの日数
転居届を提出しても即日適用されません。
転送届の提出からサービス開始までには「3~7営業日」かかるため、余裕をもって申請しましょう。
1年間のみ有効
転送期間は「届出日から1年間」です。
転送開始希望日からではないことに注意しましょう。
※実家から引っ越す場合など、家族のうち1人だけの転送も可能です
※再度申し込みをすることで更に1年間更新することも可能です
※「転送不要」と記載された郵便物等は転送されません
※海外への転送はできません
(2023年10月時点)
▼郵便局の転送サービスはコチラから
【サービス終了】ヤマト運輸(宅急便転居転送サービス)
ヤマト運輸の宅急便転居転送サービスは、2023年5月31日をもって「新規申し込みが終了」しました。
2023年6月1日以降は、荷物の送り状に記載された住所以外に届け先を変更(転送)する場合、送り状記載の届け先から変更後の届け先までの運賃(定価・着払い)が発生します。
※「転送不要・転送禁止」と指定されている荷物は転送できません
(2023年10月時点)
郵便局への転居届提出が必須
なりすまし防止のため、郵便局への「転居届」が必ず必要となります。
郵便局によって旧住所から新住所へ転送されてくる「転居転送サービス本申込書」を返送することによって転送サービスが利用できるようになります。まずは郵便局の転居届を申請しましょう。
転送開始までの日数
郵便物の転送による本人確認作業があるため、転送が開始されるまでに時間がかかります。
【Web・ネコピットでの申込み】申込みの引越日を起点として「最短で約1~2週間前後」【申込用紙での申込み】お申込みの引越日を起点として「約2週間~1ヶ月後」
※転送開始前に荷物が届く場合、送り状番号がわかっていれば個別に転送対応していただけるようです
1年間のみ有効
サービス利用開始から1年間で自動解除となるため、1年以上利用する場合は再度申し込みが必要です。
※家族一人だけや、旧姓で届く荷物の転送も可能です
※クロネコDM便など非対応のサービスもあります
※「転送不要」と記載された荷物は転送されません
(2023年3月時点)
▼クロネコヤマトの転送サービス
佐川急便などの転送サービス
佐川急便や、その他の宅配業者では荷物の転送サービスは行っていません。
※もしも荷物の送り状番号がわかる場合は、地域を管轄する営業所に相談してみましょう
(2023年10月時点)
引越しに関する懸賞豆知識
住所による当選確率の変化
これまでに何度か引っ越しを経験してきましたが、住所による当選確率の変化は感じませんでした。
「長い住所」「短い住所」「マンション名の有無」など自分で応募ハガキに住所を書く場合は短い方が楽ですが、当選には大きな影響がないような気がします(o^─^o)
※ただし、地域密着型スーパーなどの場合、遠方の住所は当たりにくいかもしれません
引っ越しによる懸賞環境の変化
居住する地域によって、スーパーやドラッグストアなどの出店数が大きく変わってくるため、旧住所では多数展開していた有名スーパーでも他県には出店していなかったりすることもあります。
- 【関東地方】マルエツ、いなげや、サミット、OKストアなどが有名
- 【東海地方】バロー、フィール、ヤマナカなどが有名
- 【関西地方】イズミヤ、万代、関西スーパーなどが有名
こういった地域密着型のスーパーが開催するクローズドキャンペーンは当選確率が高くなりますので、引越し先で懸賞をたくさん開催してくれているお店を見つけて、懸賞新生活を楽しみましょう♪