懸賞のコツ当選確率検証懸賞ニュース

有名人が開催する超高額懸賞の当選確率を調査しました。

懸賞生活主婦として1度は当選してみたいのが高額懸賞！！

近年、有名人やインフルエンサーたちがSNS上で高額な懸賞を開催していますが、その中でも有名なキャンペーンが元ZOZO社長の前澤友作さんによる「総額1億円のお年玉」プレゼント企画です。

2019年1月に開催されたこのキャンペーンは、Twitter懸賞としては当時最高金額（※）かつ社会的地位のある有名人による信頼できるキャンペーンだったため、世間で話題を呼びニュースやSNSで大拡散された結果、500万リツイートを超える歴史に残るキャンペーンとなりました！！
（※実は2018年にもレペゼン地球のDJ社長さんによる1億円プレゼントキャンペーンが開催されています）

さらに翌年にも、前澤さんによる『10億円』のお年玉プレゼントキャンペーンが開催され、また世間を大いに賑わせるお祭り企画になりました。

今回はそんな超高額懸賞の当選確率と宝くじとの比較、当選のコツはあるのかについて書いてみました♪

有名人が開催した超高額懸賞
関連する懸賞の検証

有名人が開催した超高額懸賞

※話題になった有名なキャンペーンから一部を掲載しています
※応募数は応募締め切り時点でのリツイート数です

キャンペーン概要

2019年前澤友作

主催者	前澤友作（対象ツイート）
開催期間	2019年1月5日～7日
賞品	現金100万円（総額1億円）
当選人数	100名様
応募数	約550万リツイート
当選確率	約0.002％

お金配りおじさんこと前澤友作さんが突如開催してもはや伝説となったTwitter懸賞です。
現金100万円のお年玉が100人に当たるというキャンペーンは当時衝撃的で、たくさんの人が熱狂して応募が殺到しました。

2020年前澤友作

2020年前澤友作 10億円懸賞キャンペーン

主催者	前澤友作（対象ツイート）
開催期間	2020年1月1日～7日
賞品	現金100万円（総額10億円）
当選人数	1,000名様
応募数	約420万リツイート
当選確率	約0.024％

世間の話題を独占した超高額キャンペーンから1年後、さらにパワーアップして開催された、お年玉総額10億円プレゼント企画です。現金100万円を1,000名様に配るという、もう誰にもマネのできないスケールの最高額懸賞でした。

2021年ヒカキン

2021年ヒカキン 1,000万円懸賞キャンペーン

主催者	ヒカキン（対象ツイート）
開催期間	2021年12月18日～25日
賞品	iPhone 13（総額1,000万円）
当選人数	103名様
応募数	約200万リツイート
当選確率	約0.005％

日本のトップYoutuberであるヒカキンさんが2021年末に開催したキャンペーン。
サンタになったヒカキンさんが、最新のiPhoneを103名様にプレゼントするという、素敵なクリスマス企画として開催されました。

2022年はじめしゃちょー×ヒカル

2022年はじめしゃちょー×ヒカル 5,000万円懸賞キャンペーン

主催者	はじめしゃちょー×ヒカル（対象ツイート）
開催期間	2022年7月22日～28日
賞品	MacBook Pro（総額5,000万円）
当選人数	300名様
応募数	約100万リツイート
当選確率	約0.03％

人気Youtuberはじめしゃちょーさんとヒカルさんによるコラボプレゼント企画で、Apple Macbook Proがなんと300名様に当たるという、夢のある高額懸賞キャンペーンでした。

2023年ヒカキン①

2023年 HIKAKIN PREMIUM キャンペーン

主催者	ヒカキン（対象ツイート）
開催期間	2023年4月27日～5月8日
賞品	Amazonギフト券 5万円分（総額500万円）
当選人数	100名様
応募数	約52万RT ＆約1.2万引用ツイート
当選確率	約0.019%

ヒカキンさん初のブランド「HIKAKIN PREMIUM」の立ち上げ記念プレゼント企画で、Amazonギフト券5万円分が100名様に当たるキャンペーンが開催されました。

2023年ヒカキン②

ヒカキン初のブランド立ち上げ記念プレゼント企画

主催者	ヒカキン（対象ツイート）
開催期間	2023年5月9日～5月31日
賞品	iPhone14 128GB（総額1198万円）
当選人数	100名様
応募数	約104万RT ＆約3.7万引用ツイート
当選確率	約0.009%

2023年ヒカキン③

ヒカキンゲームズ 10周年記念 #ヒカキンスイッチプレゼント

主催者	ヒカキン（対象ツイート）
開催期間	2023年8月1日～8月31日
賞品	Nintendo Switch 有機ELモデル（総額380万円）
当選人数	100名様
応募数	約57万RT ＆約1.6万引用ツイート
当選確率	約0.017%

2024年 MrBeast（全世界向け）

※世界一登録者数の多いの個人YouTuber（登録者数2.34億人：2024年1月26日時点）

主催者	MrBeast（対象ツイート）
開催期間	2024年1月23日～1月26日
賞品	25,000ドル（総額約3,700万円[147円換算]）
当選人数	10名様
応募数	約393万RT
当選確率	約0.00025%

当たり前になった超高額懸賞

2019～2023年に日本人向けに開催された（MrBeastを除く）7つの高額懸賞を見てみると、徐々に応募数（RT数）が下がってきていることがわかりました。賞品の内容が違うことも関係しているとは思いますが、世間が超高額キャンペーンに慣れてきたために最初の頃の大きな驚きや話題性がなくなり、応募数が徐々に減ってきているようです。

このように応募数が減ってきていることもあって、なんと当選確率は2019年のキャンペーンよりも上昇して当たりやすくなってきています。
前澤さんの1億円懸賞は『約0.002％』の当選確率でしたが、はじめしゃちょー＆ヒカルさんの5,000万円懸賞では『約0.03％』と10倍以上の当選確率となっています！！

宝くじの当選確率と比較

高額な賞金が当たる「宝くじ」と、高額な賞品が当たる「懸賞」の当選確率を比べてみます。

宝くじの当選確率

下記が2021年末に発売された「年末ジャンボ宝くじ」の当選確率です。
1等7億円の当選確率は2000万分の1で、東京都（人口約1,400万人［2021年時点］）の人が1人1枚購入したとしても、1人も当たらないかもしれないような小さな小さな確率となっています。

2021 年末ジャンボ宝くじ	当選金額	当選確率	当選確率（%）
1等	7億円	1 / 2,000万分	0.000005%
1等の前後賞	1億5千万円	1 / 1,000万分	0.00001%
2等	1,000万円	1 / 500万分	0.00002%
3等	100万円	1 / 50万分	0.0002%
1等の組違い賞	10万円	1 / 10万分	0.001%
4等	5万円	1 / 10,000分	0.01%
5等	1万円	1 / 333分	0.3%
6等	3,000円	1 / 100分	1%
7等	300円	1 / 10分	10%

発売総額1,320億円・22ユニットの場合 ※1ユニット2,000万枚（参考：宝くじ公式サイト）

超高額懸賞の当選確率

そしてこちらが今回調べたキャンペーンの当選確率です。

主催者	当選確率
前澤友作（2019）	約0.002％
前澤友作（2020）	約0.024％
ヒカキン（2021）	約0.005％
はじめしゃちょー×ヒカル	約0.03％
ヒカキン（2023 ①）	約0.019％
ヒカキン（2023 ②）	約0.009％
ヒカキン（2023 ③）	約0.017％

見比べてみると、有名人による高額懸賞の当選確率は、年末ジャンボ宝くじの「1等の組違い賞（10万円）」や「4等（5万円）」に当たるくらいの当選確率ということがわかりました☆

宝くじの1等は何回買っても当たる気がしませんが、4等ぐらいならいつかは当たっちゃうんじゃないかな！！？と期待できるような気がします。（当たったことはありませんが…）

宝くじよりも当選しやすい高額懸賞

さらに、100万円が当たる前澤さんのお年玉懸賞（当選確率：約0.002％・約0.024％）と、同じく100万円が当たる宝くじの3等（当選確率：約0.0002%）を比較すると、懸賞の方が『10倍～100倍』当選しやすい確率であることが判明しました！！！

今回のようなSNS懸賞は基本的に無料で応募することができるので、安全に応募することができるのであればお金のかかる宝くじよりも当選しやすくて魅力的と言えるのではないでしょうか。

ニセ懸賞・詐欺懸賞に注意

豪華なプレゼント企画がはじまると、その話題性に便乗して『ニセ懸賞・詐欺懸賞』を行う悪質なアカウントが大量に出現してきます。
日本語がおかしくてパッと見ただけで怪しいと分かるものから、公式と見分けることが難しいほど巧妙に作られているものまで多種多様な手口があるため、油断していると気付かずに騙されてしまうこともあります。

そういったアカウントの指示に従うと、お金を騙し取られてしまったり、公式キャンペーンとは無関係な悪質なサービスに登録させられることになるため、フォロー＆RT以外の行為を要求されるような場合はそのキャンペーンのことをよく確認するようにしましょう。