ハガキ懸賞&クローズド懸賞の「当選確率」徹底検証! ~2020年2月応募分~
この検証記事では約2年間、ハガキで応募した懸賞の当選確率を分析してきました。
ところが近年、スーパーなど店頭で告知されているクローズド懸賞(応募に商品購入などが必要な懸賞)の応募方法が「ハガキでの応募のみ」から、「ネットからの応募も可能」なキャンペーンが増えてきています。
今後もネット応募可能なクローズド懸賞が増えていくと考え、3年目の検証からは
商品購入のレシートなどをハガキに貼って応募するクローズド懸賞と、ハガキでクイズなどに回答して応募するオープン懸賞を含むハガキ懸賞(オープン+クローズド)に加えて、レシート写真などをスマホから送信するネット応募のクローズド懸賞も合計して集計することにしました。
つまり、これからは「ハガキ購入・切手購入・ハガキ記入・商品購入・写真撮影」など、応募するのに手間がかかる懸賞の当選確率を検証していきます。
これまで | これから | |
---|---|---|
ハガキ応募のオープン懸賞 (ハガキに必要事項を書いて応募する方式) |
○ | ○ |
ハガキ応募のクローズド懸賞 (レシートや応募券をハガキに貼って応募する方式) |
○ | ○ |
ネット応募のクローズド懸賞 (レシート撮影やシリアルナンバーでWEBから応募する方式) |
× | ○ |
以上の変更から、厳密にはハガキ懸賞のみの検証ではなくなってしまうので、2020年1月検証分から心機一転タイトルと検証内容・グラフなどを変更しています。
ではさっそく今回の結果を見ていきましょう♪
ネット応募のクローズド懸賞とは
具体的に書くと「スマホで購入レシートの撮影をしてWEBから応募する形式」「購入商品についてきたシリアルナンバーを入力して応募する形式」「クレジットカードの利用金額に応じて応募できる形式」「購入時にポイントカードを提示して商品を購入し、会員登録したアプリ内でポイントやスタンプを貯めて応募する形式」などです。簡単に言えば、商品やサービスを購入しないと応募できないネット懸賞のことです。
※キャンペーン期間終了から、抽選 → 当選 → 賞品到着までに時間がかかるため、約半年前の応募分を集計しています
もくじ
ハガキ応募+クローズド懸賞の「当選確率」検証
2020年2月応募分の当選確率
今回の懸賞生活期間に応募したハガキ応募+クローズド懸賞は『103通』で、そのうち当選回数は『16回』・当選確率は『15.5%』でした。
※全員プレゼントだった懸賞は応募・当選とも省いています
総応募数 | 当選回数 | 当選確率 | |
---|---|---|---|
2020年2月分 | 103通 | 16回 | 15.5% |
2020年1月分 | 95通 | 20回 | 21.1% |
2020年の月平均 | 99通 | 18回 | 18.2% |
2018-2019年の月平均 (ハガキ応募のみ集計) |
79通 | 11回 | 14.0% |
2020年分からハガキ応募に加え「クローズド懸賞のネット応募」の結果もデータに追加したので、応募数が以前よりも増えました。
当選確率はネット系が増えることによって減るのかと思っていましたが、逆に増えています!
これまでの応募回数と当選数
この月応募の主な当選品
この期間に応募したハガキ応募+クローズド懸賞の当選賞品(一部)です。
- 名古屋港水族館ペアチケット[変更⇒商品券5,000円分](アピタ・ピアゴ×メーカー各社)
- 明治のお菓子詰め合わせ 2,000円相当(ウエルシア×明治)
- EJOICAセレクトギフト 5,000円分(よつ葉乳業)
応募方法による当選確率
応募に商品・サービスの購入が必要なクローズド懸賞におけるハガキ応募・ネット応募での当選率の違いを検証しています。
※ハガキ応募かネット応募が選べる場合はハガキ・切手代節約のためネット応募を優先しています
ハガキ応募:レシートや応募マークをハガキに貼って応募する方式
応募数 | 当選数 | 当選確率 | 平均当選確率 | |
---|---|---|---|---|
ネット応募 | 46通 | 7回 | 15.2%(-4.8%) | 16.9% |
ハガキ応募 | 57通 | 9回 | 15.8%(-5.6%) | 18.9% |
クローズド懸賞の中でもハガキ応募が有利かと思っていましたが、ネット応募の当選確率が予想外に高いです!
主催・協賛キャンペーンの当選確率
開催店舗数が少ない協賛キャンペーンと、全国的に開催されている協賛以外キャンペーンの当選確率を検証しています。
※協賛キャンペーンには店舗主催のキャンペーンも含みます
協賛以外:店舗限定ではなく全国規模で開催されている懸賞など(開催規模が大きい)
応募数 | 当選数 | 当選確率 | 平均当選確率 | |
---|---|---|---|---|
協賛キャンペーン | 55通 | 8回 | 14.5%(-12.2%) | 20.0% |
協賛キャンペーン以外 | 48通 | 8回 | 16.7%(+0.7%) | 16.3% |
ネット応募のクローズド懸賞も集計に含めるようになったため、協賛キャンペーン以外の応募数が増えた結果当選確率も上がっています!
当選人数別の当選確率
応募した賞品の当選人数別に当選確率の違いを検証しています。
当選人数 | 応募数 | 当選回数 | 当選確率 | 平均当選確率 |
---|---|---|---|---|
1~10名 | 13通 | 3回 | 23.1%(±0.0%) | 23.1% |
11~100名 | 45通 | 2回 | 4.4%(-11.7%) | 10.9% |
101~1,000名 | 36通 | 9回 | 25.0%(-11.4%) | 29.3% |
1,001名以上 | 9通 | 2回 | 22.2%(+22.2%) | 15.4% |
応募数が増えた影響なのか当選人数が多いキャンペーンの当選確率が上がっています。
応募先別の当選確率
応募先(スーパー協賛、ドラッグストア協賛、ホームセンター協賛、コンビニ・専門店協賛、メーカー主催)別に当選確率の検証をしています。
※協賛キャンペーンには店舗主催のキャンペーンも含みます
メーカー主催:チェーン店限定ではなく、様々なお店で開催する懸賞(UCC主催など)
専門店:ベビー用品店、パン屋さん、電気屋さんなどが開催する懸賞
応募数 | 当選数 | 当選確率 | 平均当選確率 | |
---|---|---|---|---|
スーパー協賛 | 32通 | 3回 | 9.4%(-9.1%) | 13.6% |
ドラッグストア協賛 | 13通 | 3回 | 23.1%(-21.3%) | 31.8% |
ホームセンター協賛 | 3通 | 2回 | 66.7%(-33.3%) | 80.0% |
コンビニ・専門店主催 | 7通 | 0回 | 0.0%(-14.3%) | 7.1% |
メーカー主催 | 48通 | 8回 | 16.7%(+2.1%) | 15.6% |
相変わらずホームセンターの当選確率の高さが際立っています!
今回の検証結果まとめ
これまでクローズド懸賞はハガキ応募の方が当選確率が高い!と思っていましたが、この月の結果はネット応募・ハガキ応募ともに当選確率がほぼ同じだったのがかなり意外な結果でした。
さらに1,001名以上の大量当選は当たりにくいかも・・・メーカー主催のキャンペーンもあまり当たらないな~と思っていましたが、今回のようにネット応募のクローズドも含めたことで意外と当たる!ということが分かりました♪
昨年までとは違う検証方法なので、これからどんな発見があるか楽しみです☆
そして気になるのは新型コロナウイルスの影響・・・この頃(2020年2月後半)から新型コロナウイルスがニュースになるようになりましたが、まだ外出自粛などもなく影響は小さかったと思います。
しばらくはディズニーチケットなどお出かけ系の賞品を見かけましたが、外出自粛とともにそういった賞品が無くなっていったためキャンペーン数自体も減っていったと記憶しています。
最近になってコロナの影響も少しづつ回復してきていると思うので、「企業さんを応援する!」という意味でもより多くのキャンペーンに応募していきたいですね!
これまでの平均当選確率
ハガキ懸賞情報
これまでの検証結果
- ハガキ懸賞&クローズド懸賞の「当選確率」徹底検証! ~2020年4月応募分~
- ハガキ懸賞&クローズド懸賞の「当選確率」徹底検証! ~2020年3月応募分~
- ハガキ懸賞&クローズド懸賞の「当選確率」徹底検証! ~2020年2月応募分~(現在のページ)
- ハガキ懸賞&クローズド懸賞の「当選確率」徹底検証! ~2020年1月応募分~
- 【2年目結果】ハガキ懸賞の「当選確率」徹底検証! ~2019年12月応募分~